ニューヨークのギターショップめぐり7店


アーティストの街、ニューヨークには
数多くの楽器店があります。
旅行雑誌ではなかなか紹介されない楽器店についていくつかご紹介します。

今回は、ギターをはじめとしたLM系楽器店をご紹介します。

まずはアメリカで多店舗展開している楽器店SAM ASH MUSIC STORE



SAM ASH MUSIC STORE

 

<移転のため、現在はありません>
160 W 48th St
(between 7th Ave & Avenue Of The Americas) 
New York, NY 10036
Neighborhoods: Midtown West, Theater District
SAM ASH タイムズスクエア店
SAM ASH MUSIC STOREのタイムズスクエア店は、タイムズスクエアから若干セントラルパーク方面に歩いた場所にある48stの楽器店。
新品ギターだけでなくヴィンテージギターも取り扱っています。LM楽器のほかに、ドラム専門店・管楽器専門店・楽譜専門店・アコーディオン専門店などがあります。この48stには楽器店が隣接していて、ちょっとしたマンハッタン版・御茶ノ水のような感じでしょうか。
タイムズスクエアのすぐそば、ブロードウェイの周辺ということでミュージカルの楽譜も多く扱ってます。(その他の写真はこちら)なお、サムアッシュは、ヘルズキッチンにも店舗があるようです。
手に取りやすいフェンダーギターから、1万ドル超えのプレミアムヴィンテージまで揃えています。
 
つぎはSAM ASH MUSIC STOREの隣、RUDYS MUSIC

RUDYS MUSIC

 

169 W 48th St
(between 7th Ave & Avenue Of The Americas) 
New York, NY 10036
Neighborhoods: Midtown West, Theater District
 

 
ここはギター&ベース専門店、2階にはアコースティックギター、3階にベースフロアがあります。こちらも新品ギター&ヴィンテージギターですが、SAM ASH MUSIC STOREよりもヴィンテージギターが充実していました。新品ギターはフェンダーのラインナップが多めです。

 
マンハッタンの中心でありながら、この適当さがU.S.A.な感じがします。
品揃えはもちろん、店内の雰囲気も渋い世界観があり、魅力的です。
また、RUDYSのオリジナルNYCギターピックはかなりカッコいいです♪
おみやげにGOODです。
NYC ギター・ピック
 
この48stには、ほかにもいくつか店舗がありますが、午前中に到着したせいか、まだオープンしていませんでした。なお、この48stの近くにはタイムズスクエアの他に、現代美術館MOMAやRADIO CITY MUSIC HALL(NYCの有名ホール)、NBC STUDIO(サタデー・ナイトライブのスタジオ)などがあります。もちろんブロードウェイの劇場も数えきれないほどありますので、音楽好きの1stニューヨークはタイムズスクエア付近だと楽しいと思います。
オアシスのアルバムジャケットでも有名な、エンパイアステートビルとマンハッタンの風景も、この近くのロッカフェラーセンターの展望デッキから見ることができます。
 
Standing on the Shoulder of Giants
Oasis
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つぎはマンハッタンを南下して、グリニッジ・ビレッジへ。

MUSIC INN

 

169 W 4th St
(between Cornelia St & Jones St) 
New York, NY 10014
Neighborhood: West Village
 

 
グリニッジ・ヴィレッジにある世界の民族楽器を扱うMUSIC INN。
店内は独特の怪しい雰囲気で、仙人のような店員らしき人がテルミンにディストーションをかけて演奏に熱中してました。
なかなかこちらに気づいてくれません(笑)

 
売り物なのか、倉庫なのかよくわからない店内。
家賃が世界一高いニューヨーク・マンハッタンで、どうやってやりくりするのか、他人ごとながら心配です(笑)

 
そして、MUSIC INNは目の前にあの風景が広がります。

 
グリニッジ・ビレッジの名物ジョーンズストリート
ボブ・ディランのThe Freewhilinのジャケット背景です。
 
Freewheelin Bob Dylan (Reis)
Freewheelin Bob Dylan (Reis)

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グリニッジ・ビレッジはボブ・ディランがNewYorkではじめて住んだ街。
NY初ライブを行ったカフェWha?(ジミ・ヘンドリクスも出演していた)や、いまやポルノショップになったディランのアパートもすぐ側にあります。ちなみに、ゴーゴーカレーもあります。
で、グリニッジ・ビレッジの有名店
 

MATT UMANOV GUITARS

 

273 Bleecker St
(between Jones St & Morton St) 
New York, NY 10014
Neighborhood: West Village
 

 
MUSIC INNからジョーンズストリートを通り抜けるとMATT UMANOV GUITARSがあります。
新品ギターとUSED、ヴィンテージギターのお店。マーチン、ギブソン、グレッチ、フェンダーなど幅広くラインナップ。
J-45やD28のような定番ヴィンテージだけでなく、日本ではあまり目にしないような珍品も見かけます。ただ、アメリカは意外とヴィンテージギターが高いので、円換算すると日本のほうがお買い得だったりします。

 
海外で楽器店によるとFender率の高さに驚きますが、NewYorkも同様にFender率が高いです。

Carmine Street Guitars

 

42 Carmine Street
New York, NY 10014
Neighborhood: West Village

 
これはちょっと見つけにくいお店で、伝説のビルダー、リック・ケリーのお店とのこと。口コミを見ると「amazing!」と絶賛されており、NewYorkのシーンを代表するお店だそうです。ギターの製作・リペアがメインとのこと。
ルー・リード、ボブ・ディラン、パティ・スミスなどニューヨークのアーティストのギターを制作したり、日本人アーティストの斉藤和義さんもユーザーだとか。
 
Carmine Street Guitarsについては、こちらのブログが詳しいです。

 
このCarmine Street Guitarsの正面には老舗レコードショップのHOUSE OF OLDIESもあります。超狭い店内でひとなつっこい店員のおじいさんが積極営業してくれます(笑)
Matt Umaonv Guitars、MUSIN INN、Carmine Street Guitarsが位置するグリニッジビレジは、楽器店やレコードショップ(GenerationRecords,Bleeker Street Recordsがおすすめ)が数多く点在して、音楽好きは飽きない街です。とくにレコードショップの密集具合はマンハッタンNo1ではないでしょうか。前述のCafe Wha?やブルーノートなど、音楽系のバーなども多いので毎日何らかの生演奏やショーを見ることができます。
近くにはニューヨーク大学と、ワシントンパークがあり、学生の街独特の若さを感じます。
あとはブルックリンの楽器店です。
 

MAIN DRAG MUSIC

 

330 Wythe Ave
(between 2nd St & 3rd St) 
Brooklyn, NY 11211
Neighborhood: Williamsburg – South Side
 

 
いまニューヨークで最も注目の楽器店、MAIN DRAG MUSICは、ブルックリン・ウイリアムズバーグの店舗です。USED・ヴィンテージギターを中心に定番系以外の変わったギターをたくさん揃えています。

 
希少価値の高いいわゆるヴィンテージ・ギターというよりも、アーティストの実践機といった雰囲気の楽器が多数。マンハッタンの高い家賃を回避して、アーティストが転居してきているケースが多いというブルックリンらしいお店です。かっこいいビザールギターも見つかります。
エフェクターのショーウインドウには、ニューヨークらしくDeath in Audioがフルラインップ。なんでも工房がすぐ近所だとか。
 
ブルックリン・ウイリアムズバーグはアパレルや書店など、かっこいいお店が多くて観光にもオススメです。

GUITAR CENTER

 

139 Flatbush Ave
(between Ashland Pl & Atlantic Ave) 
Brooklyn, NY 11217
Neighborhood: Fort Greene

 
アメリカ最大のギターショップギターセンターのブルックリン店。
この店舗はショッピングモールの中にあり、1階にはDJ関連機器、地下にLM楽器になっています。
 

 
BEST BUYは日本で言う家電量販店、Applebeesはファミレスといったところでしょうか。
Applebeesのモーニングビュッフェ(英語発音はバフェ)は美味しくて好きです。

 
広々とした店内が、日本の密集した店舗とは一番の違いです。
量販店ってイメージで、店内は値下げのセールスPOPが多め。

 
ギブソン、フェンダー、ミュージックマンなど。海外では、こうやってプライスをつけてる店が少ないです。
ギターにぺろっと値段シールが付いているだけとかザラです。
 
値段は日本より若干安いかなという印象(2012年年末時点)ですが、最近の円安を加味すると、現在はニューヨークのほうが高いのではないでしょうか。ただ、楽器との出会いは値段よりもタイミングですからね。ギターセンターはマンハッタンのグリニッジビレッジにも店舗があります。品揃えはそちらのほうが充実している印象です。
 

ブルックリン・ネッツ

なお、ギターセンター ブルックリン店のお隣には、ブルックリン・バークレイズセンターがあります。ここはいま一番クールなNBAのチーム、ブルックリン・ネッツの本拠地で、建物もブルーのライトが印象的で、めちゃかっこいい施設です。
試合のない日は大物アーティストのコンサートが開催されていることも多いです。
昨年もローリング・ストーンズやボブディラン、JAY-Zなんかのライブがあったようです。
ギターセンターをチェックしたあとは、コンサートを楽しむというのも良いかもしれません。
 
▼ブルックリン:バークレイズセンター
地下鉄も近いので、コンサートで帰りが深夜になっても、マンハッタンまで帰れます。
 

ニューヨークのギターショップめぐり

ニューヨークのギターショップをご紹介しましたが、ここで掲載した店舗はニューヨークのギターショップのごく一部にすぎず、マンハッタンだけでもたくさんの楽器店があります。旅行先で、ふと楽器店をみつけた際はのぞいてみると生涯の一本がみつかるかもしれません。
 
ちなみに店員さんのセールストークが激しい場合は「Just looking, thank you(見てるだけ)」とやさしく伝えましょう♪ ニューヨークは世界中の人種が集まっている他、観光客も多いので、英語が通じないことに現地の方も慣れっこです。物怖じせず笑顔でジェスチャーすれば、きっとある程度伝わります。楽器・ギターの商品名やアーティスト名は世界共通ですから、固有名詞だけでもなんとかなるもんです。
また、スマートフォンを使用している方は、海外WIFIサービスを利用すれば、Googleマップなどの地図や、オンライン翻訳アプリも使えますので、さらに便利です。ただし、海外でモバイル・インターネット(WIFI)を使うときは、ホテルや公共のフリースポットに接続するか、海外WIFIレンタルサービスを利用して、パケ死を防ぎましょう。わたしは最安のGLOBAL WiFiをいつも使用しています。
 

こちらの書籍やサイトも参考にどうぞ
 

▼ニューヨークのローカル情報
▼ニューヨークのロックの名所を訪ねて..
ロッキンニューヨーク アメリカンロック ニューヨーク ガイド
三浦 義和 齋藤 一彦 
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