ギタリストなら知っておくべき歴代名ギタリストと名演10選
ロックやポップスの歴史を築いたギタリスト10選。
最近洋楽を聴き始めた!ギターに興味を持った!
なんて方にもぜひ知ってほしいギタリストを紹介します。
若いギタリストの方も、ぜひチェックしてみてください♫
1|エリック・クラプトン(Eric Clapton)
世界3大ギタリストのひとり。
ギタリスト的にはデレク・アンド・ドミノスのレイラが印象深いですが、世間的にはティアーズ・イン・ヘブンなのかもしれません。
親日家としても知られ「最後の来日公演」を繰り返し、以前はアルコールやドラックに溺れていたものの、最近では日本のとんかつにハマるなど健康的なニュースを耳にします。名古屋の大須観音や福岡の新天町など、もっとも商店街ですれ違う世界3大ギタリストです。
日本のギタリストへの影響も強く、一時期はアマチュアライブに行くと、レースセンサーピックアップ付きのクラプトンモデルのストラトキャスターだらけなんてことも。
2|ジェフ・ベック(Jeff Beck)
世界3大ギタリストふたりめ。
使用ギターもテレキャスター、レスポール、ストラトキャスターと時代とともに変化し、80年代ころよりフィンガーピックに移行するなど進化を続ける天才。
ボリュームコントロールやピックアップを細かくコントロールし、トレモロアームも多用するなど、ストラトキャスターの機能を最大限に使って表現します。
最近は若くてかわいいベーシストをバンドに入れがち。
3|ジミー・ペイジ(Jimmy Page)
レッド・ツェッペリン
世界3大ギタリスト3人目。
ハードロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリストであり、プロデューサー。
ヘヴィーでスピード感あるリフの宝庫で、いま聴いてもかっこいいフレーズ満載。
世界で3億枚以上のセールスを誇る唯一のハードロックバンド。
最近は盗作騒動でも話題の「天国への階段」ですが、長年親しんできたこのイントロを、そっとしてあげてほしいかも。
4|ジミ・ヘンドリクス(Jimi Hendrix)
3大ギタリストが、四天王というくくりだったら確実に入っていただろうジミ・ヘンドリクス。
右利き用のギターを強引に左用として使用するインパクトと、ギターを燃やしたり、歯で弾くパフォーマンス、演奏のオリジナリティなどが70年代の音楽シーンに衝撃を与える。
ジミ・ヘンドリクスがいなければ、亡きプリンスやレニー・クラビッツの活躍も見られなかったかもしれない。
5|ジョージ・ハリスン(George Harrison)
ビートルズ
歴史上最も成功を収めたビートルズのギタリスト、ジョージ・ハリスン。
ギターだけでなく、シタールやシンセサイザー、12弦ギターなどをいち早く取り入れた。
ビートルズ解散後は不安定な時期もあったが、親友のエリック・クラプトンのサポートもあり、「オール・シングス・マスト・パス」などすばらしい作品を世に残し、2001年永眠。
6|エディー・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)
ヴァン・ヘイレン
ライトハンド奏法を普及させ、テクニカルなギタリストのブームを生んだ80年代のスーパーギタリスト。
病を乗り越え、兄のアレックス・ヴァン・ヘイレンをドラムに、息子のウォルフガング・ヴァン・ヘイレンをベースに従え同族経営ぎみに活動を続ける。
デヴィド・リー・ロス、サミー・ヘイガーなど優れたボーカルに恵まれたがボーカルの入れ替わりは多い。
7|スラッシュ(Slash)
ガンズ・アンド・ローゼス
トレードマークはアフロヘアーにシルクハット。そして艶やかなトーンを生むギブソン・レスポールと、キャラクター濃い名ギタリスト。
テクニカルな速弾きがもてはやされた時代に、ブルージーなフレーズがファンを魅了。
世界で最もスキャンダラスなバンド「ガンズ・アンド・ローゼス」を1985年の創設から1996年の脱退まで支え、2016年ベーシストのダフ・マッケイガンと共に復帰した。
復帰直後にボーカルのアクセル・ローズが骨折し、座ったままツアーをこなすなど、話題を欠かさない。
8|アンガス・ヤング(Angus Young)
AC/DC
AC/DCのギタリストアンガス・ヤング。
兄のマルコム・ヤングと共に結成したAC/DCは世界で最も興行的に成功をおさめたバンドだが、あまりのファンの熱狂ぶりに「世界で最もコンサートで死者を出してるバンド」としてもギネスに認定される。
特別テクニカルなフレーズを連発するわけでもないが、これぞロックンロールともいうべき骨太のリフが多くの影響を与えています。
最近はボーカルのブライアン・ジョンソンが病気によりバンドを離脱。
これに合わせて、ガンズ・アンド・ローゼスのアクセルローズ(骨折)をボーカルに迎えるなどいまなお話題が絶えない。
9|キース・リチャーズ(Keith Richards)
ローリング・ストーンズ
トレードマークのテレキャスターを低めにかまえ、リフをかき鳴らす姿はロックアイコンそのもの。
ひ孫がいる(つまりひいおじいちゃん)バンド、ローリング・ストーンズにおいて、ジャガー/リチャーズ名義のヒット曲を生み続け、1962年の結成以来一度も解散することなく活動を続ける生きる伝説。
キースのギターはオープンGチューニングがトレードマーク。セカンドギタリストのロン・ウッドとの絡みも魅力。
10|カーク・ハメット(Kirk Hammett)
メタリカ
メタリカのリードギタリスト、カーク・ハメット。
1983年に解雇されたデイヴ・ムスティン(メガデス)と入れ替わる形で加入。メタリカ加入前には、現在も活動するスラッシュメタルバンド、エクソダスを創設した。
ワウをかませたソロサウンドが特徴で、カーク・ハメット=ワウのイメージも。
ちょっとズレてるなんてロックなエピソードがありながらも、バンドの中心人物ジェームス・ヘッドフィールドと異なるスタイルのギタープレイがバンドのエッセンスに。
かなりバンド寄りのセレクトになりましたが、さらにリッチー・ブラックモア、BBキング、デュアン・オールマン、ロバート・ジョンソン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなんて掘り下げていってもおもしろいと思います!
それにしても1970年代の作品は、じつに約40年前になるんですね。
1990年代だって20年前なんです。
そりゃぁ年を取るはずです。
あなたの10大ギタリストはだれですか?