[DIY]ギターシールド・エフェクターケーブル自作マニュアル

ギターシールドの自作方法をご紹介します。

今回使用したのは、ギターシールドの定番、カナレL-4E6Sと、L字型モノラルフォンのP12R×2個です。
自作ギターシールド
今回は30cmのエフェクターケーブルを作成します。
もちろん、ギターシールドも製作工程は同様です。
自作ギターシールド
まず、カナレのシールドを希望の長さにカットします。
カッター等でも切れますが、ギター弦のカットにも使用しているニッパーを使うと、簡単にカットできます。

シールドをカットした後は、1.5cm程度、表面のゴムを剥ぎます。
ここはカッターまたはハサミで作業すると便利です。
自作ギターシールド
表面のゴムを剥ぐと、写真のような網の目状にコイルされたシールドが現れます。
これをなるべく傷つけないように、解いていきます。
ここでは、つまようじなどで作業をすると便利です。
なお、多少電線が切れてしまっても大丈夫です。
コイルを解すと、白い布状の保護材と、白いひもが現れますが、これは根本からカットして捨ててしまってOKです。
自作ギターシールド
コイルを解いたら、ひとまとめに束ねておきます。
シールドは青2本、白2本、合計4本の芯線で構成されています。
ここでは、青の芯線2本のゴムを剥き、一本に束ねます。
白の芯線2本は根本からゴムを剥き、先に解いたコイルと合わせて束ねます。
そろそろ、ハンダゴテを温めておきましょう。
自作ギターシールド
というわけでこんな感じです↑
この後、作業しやすいように、それぞれの線の先端をはんだで軽く束ねています。
次は、プラグとの接続です。
自作ギターシールド
青の芯線と、コイルの束を写真のように設置します。
この2点をはんだづけします。
はんだづけする場所を、こての先端で温めて(なじませて)から、はんだを流し込むと、
はんだが流れやすいです。
自作ギターシールド
ちょとわかりづらいですが…
接着がおわったら、シールドのもう一方のほうも同様にプラグを接続して、キャップをしめれば完成です。
が、一点ご注意を!
一方のプラグ接続が終わった後、もう一方のプラグの接続を始める前に、
両方のプラグのキャップをシールドに通しておきましょう。
プラグを接続した後からは、キャップを装着できないですからね。
自作ギターシールド
というわけで、ケーブルが完成です。

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