セットネックの接着について
当店のギター組み立てキットで、お問い合わせの多い
セットネックの接着方法について、ご紹介いたします。
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■接着剤について
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ギブソン等のセットネックギターでは、タイトボンドというエマルジョン系の
接着剤を使用するケースが多いです。
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■セットネックの取り付け
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ボディ側とネック側の接合部分にタイトボンドをタップリと塗ります。
タップリと付ける事によって接着剤が木材によく染み込みます。接着時にボンドがあふれるくらい塗りましょう。
接着後は、ボンドが完全に乾くまで、クランプ等でがっちり固定します。
通常、タイトボンドは数時間で固まりますが、念のため1日以上硬化を待ちます。
取り付けの際には、ネックの確度に気をつけましょう。
弦の代わりに、タコ糸等をペグとブリッジにセットしておくと、硬化時の弦高やセッティングがイメージできます。
接着の際に、余分な接着剤が溢れ出しますが、ウェットティッシュ等でキレイに拭き取ります。
多くのボンドは、硬化すると白濁もしくは透明になりますが、きれいに仕上げるために、丁寧に対応します。
クランプで固定した後は、通常数時間で硬化しますが、念のため丸一日以上置いてください。
ネックが完全に乾くまでは、ネックや接合部分に強いチカラを加えないように気をつけましょう。
【対象モデル】
>> レスポールタイプ ギター組み立てキット
>> SGタイプギター組み立てキット
>> エクスプローラータイプ ギター組み立てキット